NTTの環境債、発行条件を決定 総額3000億円

経済・ビジネス

10月22日、NTTは、グループの5G投資などを加速させるために発行するグリーンボンド(環境債)の発行条件を決めた。写真は都内で昨年9月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
10月22日、NTTは、グループの5G投資などを加速させるために発行するグリーンボンド(環境債)の発行条件を決めた。写真は都内で昨年9月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 22日 ロイター] - NTTは22日、グループの5G投資などを加速させるために発行するグリーンボンド(環境債)の発行条件を決めた。総額は3000億円で、3年、5年、10年物の3種類を子会社のNTTファイナンスを通じて1000億円ずつ発行する。払込期日は10月28日。

利率は3年物が年0.001%、5年物が年0.100%、10年物が年0.270%

調達資金はNTTファイナンスが一元的に管理し、発行から1年以内に各事業会社への充当状況を公表する予定。同債の発行期間中は、5G基地局設置数や光ファイバーの契約者数、再生可能エネルギーの発電容量、二酸化炭素の排出削減量など、環境に与える影響も毎年公表する。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース