中外製薬が上方修正、抗体カクテル療法の売り上げ織り込む

経済・ビジネス

10月22日、中外製薬は、2021年12月期の業績予想を上方修正し、売上高を8000億円から9700億円に引き上げた。都内の同社社屋で2014年8月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
10月22日、中外製薬は、2021年12月期の業績予想を上方修正し、売上高を8000億円から9700億円に引き上げた。都内の同社社屋で2014年8月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 22日 ロイター] - 中外製薬は22日、2021年12月期の業績予想を上方修正し、売上高を8000億円から9700億円に引き上げた。政府に納入する新型コロナウイルスの抗体カクテル療法「ロナプリーブ」の売り上げ予想を織り込んだ。抗リウマチ薬など他の製品の販売も想定を上回って推移している。

国際会計基準(IFRS)の営業利益から一時要因を除いた「コア営業利益」は3200億円から4000億円に上方修正した。

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