東京マーケット・サマリー(22日)

経済・ビジネス

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 113.88/90 1.1640/44 132.58/62

NY午後5時 113.97/00 1.1621/25 132.50/54

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点より小安い113円後半。午前の取引では、リスクオンムードの広がりや、米10年債利回りが高水準で推移したことを受け、ドルは一時114.20円付近まで上昇。ただ 、ドル買いが一巡すると一時的な調整も入り、上値の重い展開が続いた。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 28804.85 +96.27 28578.53 28,546.57─28,989.50

TOPIX 2002.23 +1.42 1992.02 1,989.62─2,012.92

東証出来高(万株) 105124.00 東証売買代金(億円) 24303.04

東京株式市場で日経平均は反発した。朝方は安く始まったものの、中国恒大集団の利払い履行報道など、これまでの不透明感が後退したことから、買い戻しが先行した。ただ、来週から本格化する企業決算を見極めたいとのムードもあり、積極的に上値を追う展開にはならなかった。

東証1部の騰落数は、値上がり933銘柄に対し、値下がりが1122銘柄、変わらずが129銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.028

ユーロ円金先(22年3月限) ──

3カ月物TB -0.115 (変わらず)

安値─高値 -0.115─-0.115

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.028%になった。前営業日(マイナス0.031%)から上昇した。「週末3日積みとなることも多少あるが、総じてビッドサイドの資金調達意欲が強い」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。

<円債市場> 

国債先物・21年12月限 151.30 (-0.07)

安値─高値 151.20─151.30

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.090% (+0.005)

安値─高値 0.095─0.085%

国債先物中心限月12月限は前営業日比7銭安の151円30銭と反落して引けた。新発10年国債利回り(長期金利)は一時、0.095%に上昇する時間帯もあったが、市場では「押し目買いが入って押し戻された」との声が聞かれた。引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.090%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.06─-0.03

3年物 0.08─-0.02

4年物 0.09─-0.01

5年物 0.10─0.00

7年物 0.13─0.03

10年物 0.20─0.10

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