積水化、米航空機向け複合材子会社で495億円の減損計上へ

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[東京 25日 ロイター] - 積水化学工業は25日、米国で航空機向け炭素繊維強化プラスチック(CFRP)複合材成形品の開発・製造を行っている連結子会社に関連して、第2四半期連結決算に495億円の減損損失を計上すると発表した。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化し、航空機産業の市況回復時期の見直しを行ったため。

この結果、2022年3月期の第2四半期決算(2021年4─9月期)の当期損益見通しを従来の259億円の黒字から39億円の赤字に修正した。

同期の連結売上高予想は5479億円(従来予想は5483億円)、営業利益予想は355億円(同317億円)とした。

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