原油先物が続落、予想以上の米在庫増で 下げ幅2ドル超に

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28日の原油先物は続落。北海ブレント原油先物は2週間ぶりの安値を付けた。写真は2014年10月、米カリフォルニア州ベーカーズフィールドで撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)
28日の原油先物は続落。北海ブレント原油先物は2週間ぶりの安値を付けた。写真は2014年10月、米カリフォルニア州ベーカーズフィールドで撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)

[東京 28日 ロイター] - 28日の原油先物は続落。北海ブレント原油先物は2週間ぶりの安値を付けた。公式統計で米原油在庫が予想以上に増加したことを受けた。

0130GMT(日本時間午前10時30分)時点で、北海ブレント原油先物は1.36ドル(1.6%)安の1バレル=83.22ドル。2週間ぶりの安値。その後下げ幅は2ドル超となり、82.55ドルまで値を下げた。前日は2.1%安だった。

米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は1.28ドル(1.6%)安の1バレル=81.38ドル。1週間ぶりの安値。その後はこちらも下げ幅が2ドル超に拡大し、80.58ドルまで値を下げた。前日は2.4%安だった。

米エネルギー省によると、先週の原油在庫は430万バレル増加。アナリスト予想は190万バレル増だった。

シティ・リサーチのコモディティー担当アナリストはノートで、在庫増は「原油純輸入の大幅な増加と、依然さえない精製処理が背景」と指摘した。

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