日ペイント、孫会社が中東欧の塗料メーカーを254億円で買収

経済・ビジネス

10月29日、日本ペイントホールディングスは、孫会社が、中東欧で建築用塗料や断熱材の製造・販売を手掛けるJUB社とその子会社の株式を取得し、孫会社化することを決定したと発表した。写真はシンガポールで2017年11月撮影(2020年 ロイター/Thomas WhiteIllustration)
10月29日、日本ペイントホールディングスは、孫会社が、中東欧で建築用塗料や断熱材の製造・販売を手掛けるJUB社とその子会社の株式を取得し、孫会社化することを決定したと発表した。写真はシンガポールで2017年11月撮影(2020年 ロイター/Thomas WhiteIllustration)

[東京 29日 ロイター] - 日本ペイントホールディングスは29日、孫会社が、中東欧で建築用塗料や断熱材の製造・販売を手掛けるJUB社とその子会社の株式を取得し、孫会社化することを決定したと発表した。取得総額は254億円。2022年上期中の取得を予定している。

欧州市場は中国に次ぐ世界第2位の塗料市場で、JUBはスロベニア、セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどで幅広い流通網を有している。日本ペイントは、同社を買収することで、中・東欧市場での建築用塗料事業や塗料周辺事業への地盤構築を目指していくとしている。

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