TOTOが上方修正、温水洗浄便座が好調 半導体需要も追い風

経済・ビジネス

[東京 29日 ロイター] - TOTOは29日、2022年3月期の連結営業利益見通しを従来予想から60億円引き上げ、前年比26.1%増の500億円に上方修正した。原材料や物流価格の高騰が懸念されるものの、温水洗浄便座の販売が国内外で好調なほか、新領域のセラミック事業が半導体の需要増で伸長しているため。

IBESがまとめたアナリスト11人の予測平均値は503億円だった。

連結売上高の見通しは従来予想の6350億円から同12.5%増の6500億円に、純利益は315億円から同39%増の375億円に上方修正した。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース