東京マーケット・サマリー

経済・ビジネス

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 113.65/67 1.1666/70 132.61/65

NY午後5時 113.56/60 1.1679/83 132.69/73

午後3時のドル/円は、前日のNY市場終盤(113.56/60円)と比べほぼ横ばいの113円半ばで推移している。月末に絡む実需の売り買いが交錯した後、113.60円近辺で小動きとなった。31日の衆議院選挙や11月2―3日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容を見極めたいとの姿勢から、様子見ムードが強かった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28892.69 +72.60 28819.16 28,475.06─29,000.65

TOPIX 2001.18 +1.52 1999.88 1,979.93─2,005.23

東証出来高(万株) 156498.00 東証売買代金(億円) 35317.70

東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発した。朝方は米アップルやアマゾン・ドット・コムのさえない決算内容を意識して軟調な始まりとなったものの、取引時間中に業績見通しの上方修正を発表する企業が相次ぎ、プラス転換した。ただ、週末である上、総選挙や決算発表を見極めたいとのムードもあり、日経平均は2万9000円近辺では上値の重さが意識された。

東証1部の騰落数は、値上がり1026銘柄に対し、値下がりが1052銘柄、変わらずが106銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利 -0.02%台半ば

ユーロ円金先(22年3月限) 0.000 (変わらず)

安値─高値 0.000─0.000

3カ月物TB -0.110 (-0.003)

安値─高値 -0.110─-0.110

無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.02%台半ばと、前営業日(マイナス0.027%)とほぼ変わらずの見通し。「3日積み要因を月末要因が相殺し、ほぼ横ばい」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。

<円債市場> 

国債先物・21年12月限 151.32 (-0.07)

安値─高値 151.27─151.38

10年長期金利 0.095% (+0.010)

安値─高値 0.095─0.090%

国債先物中心限月12月限は前営業日比7銭安の151円32銭と反落して取引を終えた。米長期金利が再び上昇し、売り優勢な展開となった。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0bp上昇の0.095%。

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