武田薬、来年初のノババックス製ワクチンの国内供給視野=CEO

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー最高経営責任者(CEO)は29日、米バイオ医薬品会社ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、2022年初めの供給を視野に入れていると述べた。2018年7月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
武田薬品工業のクリストフ・ウェバー最高経営責任者(CEO)は29日、米バイオ医薬品会社ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、2022年初めの供給を視野に入れていると述べた。2018年7月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 29日 ロイター] - 武田薬品工業のクリストフ・ウェバー最高経営責任者(CEO)は29日、日本国内の生産・流通で提携している米バイオ医薬品会社ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、規制当局の承認が得られ次第、生産に着手する準備を進めており、2022年初めの供給を視野に入れていると述べた。

ロイターとのインタビューで、例えばノババックスが27日に行った英国での使用許可申請が「日本の当局を満足させるものなのかを判断する必要がある」と指摘。今後数週間から数カ月以内に日本国内でも申請が行われる可能性があるとし、年内に開始される日本の追加接種(ブースター接種)計画に間に合うとの見通しを示した。

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