自公で過半数獲得、民意しっかり受けとめ政権運営に努めたい=松野官房長官

政治・外交

松野博一官房長官は1日午前の会見で、10月31日に投開票が行われた衆院選の結果を受けて「自公で過半数獲得し、国民からいただいた民意をしっかり受けとめ、今後の政策に生かすべく政権運営に努めたい」と述べた。写真は岸田首相、10月31日夜、代表撮影(2021年 ロイター)
松野博一官房長官は1日午前の会見で、10月31日に投開票が行われた衆院選の結果を受けて「自公で過半数獲得し、国民からいただいた民意をしっかり受けとめ、今後の政策に生かすべく政権運営に努めたい」と述べた。写真は岸田首相、10月31日夜、代表撮影(2021年 ロイター)

[東京 1日 ロイター] - 松野博一官房長官は1日午前の会見で、10月31日に投開票が行われた衆院選の結果を受けて「自公で過半数獲得し、国民からいただいた民意をしっかり受けとめ、今後の政策に生かすべく政権運営に努めたい」と述べた。

自公および日本維新の会が衆院で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を獲得したことに関しては「憲法改正については国会が発議をし、最終的には国民投票で国民が決めること」として政府としてのコメントは控えた。その上で「憲法審査会で各党が与野党の枠を超えて建設的な議論を行うことを期待」した。

岸田文雄首相(自民党総裁)が総裁選中に表明した数十兆円規模の経済対策に関し、「10月8日の閣議での対策策定の首相指示を踏まえ、政府部内で必要な政策を積み上げている」とし、「内容や規模を答えるのは困難」とした。

首相の訪米について「早期実現に向けて調整中だが、具体的時期は未定」とした。

31日に都内を走行中の京王線車内で発生した刺傷事件を受け、国土交通省に警戒・監視の徹底を指示し、警察に対して都道府県警察に対して事業者等との連携強化や鉄道の安全確保に万全を期すよう指示を行ったことを明らかにした。再発防止のため、鉄道事業者や関係省庁の連携を緊密にし、公共交通機関の安全確保を図るため防犯カメラの設置や非常通報装置の適切な運用などの取り組み、乗客避難策の確保を進めるとした。

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