京セラが上方修正、5G向けなど部品需要続く

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11月1日、    京セラは2022年3月期の連結営業利益見通しを従来予想から290億円引き上げ、前年比2倍超の1460億円に上方修正した。写真は京セラのロゴ。都内で2012年5月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
11月1日、 京セラは2022年3月期の連結営業利益見通しを従来予想から290億円引き上げ、前年比2倍超の1460億円に上方修正した。写真は京セラのロゴ。都内で2012年5月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 1日 ロイター] - 京セラは1日、2022年3月期の連結営業利益見通しを従来予想から290億円引き上げ、前年比2倍超の1460億円に上方修正した。部材不足の影響が懸念されるものの、5Gや半導体関連市場向けに引き続き強い部品需要を見込む。

IBESがまとめたアナリスト18人の予測平均値1309億円を上回った。

連結売上高の見通しは1兆7300億円から同14.6%増の1兆7500億円に、純利益は1130億円から同54.1%増の1390億円に上方修正した。

9月末の中間配当は1株90円、期末の配当予想も90円とした。中間配当は前年同期から30円、期末配当は10円の増配となる。

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