監視委が社員を調査とSMBC日興、相場操縦の疑いとの報道に

経済・ビジネス 社会

11月2日、SMBC日興証券は、同社社員が金融商品取引法違反(相場操縦)疑いで証券取引等監視委員会の調査を受けているとの報道に対し、「調査を受けていることは事実」と発表した。都内ので本社で2017年撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
11月2日、SMBC日興証券は、同社社員が金融商品取引法違反(相場操縦)疑いで証券取引等監視委員会の調査を受けているとの報道に対し、「調査を受けていることは事実」と発表した。都内ので本社で2017年撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 2日 ロイター] - SMBC日興証券(東京都千代田区)は2日、同社社員が証券取引等監視委員会の調査を受けたと発表した。社員らによる相場操縦の疑いで監視委が本社を強制捜査した、との一部報道を受けたもの。調査中だとして詳細は明らかにしていない。

SMBC日興は「当社及び当社社員が証券取引等監視委員会の調査を受けていることは事実」との声明を発表した。調査に引き続き協力するとしている。

日経によると、監視委が調査しているのは、SMBC日興が2020年ごろ、特定の銘柄について立会時間外での売買を仲介した「ブロックオファー」と呼ばれる取引。社員らは違法性を否定しているとみられるいう。日経は、監視委が検察当局への告発も視野に調査していると伝えている。

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