郵船と川崎船、22年3月期業績予想を上方修正 川崎船は復配方針

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日本郵船と川崎汽船は4日、2022年3月期連結業績予想を上方修正した。両社ともドライバルク事業などで堅調な輸送需要を見込んでいるほか、持分法適用関連会社「ONE」のコンテナ船事業も好調が継続している。写真は米ロサンゼルス港で4月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)
日本郵船と川崎汽船は4日、2022年3月期連結業績予想を上方修正した。両社ともドライバルク事業などで堅調な輸送需要を見込んでいるほか、持分法適用関連会社「ONE」のコンテナ船事業も好調が継続している。写真は米ロサンゼルス港で4月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)

[東京 4日 ロイター] - 日本郵船と川崎汽船は4日、2022年3月期連結業績予想を上方修正した。両社ともドライバルク事業などで堅調な輸送需要を見込んでいるほか、持分法適用関連会社「ONE」のコンテナ船事業も好調が継続している。

郵船は売上高を2兆円(従来1兆8500億円)、純利益を7100億円(同5000億円)に修正した。年間配当予想は800円(同700円)に引き上げた。

川崎汽船は、売上高を6900億円(従来6300億円)、純利益を3700億円(同2650億円)に見直した。配当は中間配は無配とするものの、復配のめどがついたとして期末に300円を見込む。

海運大手では商船三井が10月29日、2022年3月期連結業績予想と配当予想の上方修正を発表していた。

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