北海道電力、環境債主幹事からSMBC日興証を除外 相場操縦容疑で

経済・ビジネス

11月5日、北海道電力は、12月に発行を予定している環境債の主幹事からSMBC日興証券を外すと発表した。都内のSMBC日興証券本社で2017年撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
11月5日、北海道電力は、12月に発行を予定している環境債の主幹事からSMBC日興証券を外すと発表した。都内のSMBC日興証券本社で2017年撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 5日 ロイター] - 北海道電力は5日、12月に発行を予定している環境債の主幹事からSMBC日興証券を外すと発表した。同社の経理部財務グループでは、同証券とその社員が金融商品取引法違反(相場操縦)容疑の関係先として証券取引等監視委員会から調査を受けていることが判明したため、と説明している。

同容疑の判明後、社債の主幹事から同証券が外されることが明らかになったのは今回が初めて。

北海道電力では、起債業務に影響を与えないようにしたい、としており、代わりに大和証券を主幹事に選定した。このほかの主幹事はみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券。

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