大谷、満票でア・リーグMVP選出 「取りたいなと思っていた」
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米大リーグ(MLB)の2021年シーズン最優秀選手(MVP)が18日発表され、ア・リーグではエンゼルスの大谷翔平選手が選ばれた。シアトルで7月撮影(2021年 ロイター/Joe Nicholson)
[18日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)の2021年シーズン最優秀選手(MVP)が18日発表され、ア・リーグではエンゼルスの大谷翔平選手が選ばれた。日本人選手の受賞は、2001年のイチロー氏(マリナーズ)以来20年ぶり2人目。
投打の二刀流で歴史的な活躍を見せた今季は、打者としてリーグ3位の46本塁打を放ち、100打点、26盗塁を記録。投手では9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマークした。
大谷はウラジーミル・ゲレロ内野手、マーカス・セミエン内野手(ともにブルージェイズ)と最終候補に残っていたが、1位票満票での選出となった。
大谷は受賞についてMLB公式サイトの生中継で「すごくうれしいし、まずは投票してくれたBBWAA(全米野球記者協会)の記者、チームメート、監督、コーチ、ファンのみなさん、トレーナー、手術をしてくれた医者の皆さん、支えてくれた皆さんに感謝する」と語った。
今季で一番印象に残ったこととしてオールスター出場に触れ、「テレビで見ているような選手と一緒にやらせてもらえることはなかったので、それはすごくいい経験になった」と振り返った。
そして、二刀流を希望して米国に渡り、MVPを獲得することまで夢に描いていたかと聞かれると、「取りたいなとは思っていた。日本で最初にやるとなったときよりは、米国に来たときの方が受け入れられる雰囲気があったので、それは感謝している」と答えた。
ナ・リーグではブライス・ハーパー外野手(フィリーズ)が受賞した。
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