フィリピン、来月から一部外国人観光客を試験的に受け入れ

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11月26日、フィリピン政府は新型コロナウイルス禍に直撃された経済の復興策の一環として、12月1日から試験的に一部諸国から観光客を受け入れると表明した。ボラカイ島で2018年4月撮影(2021年 ロイター/Erik De Castro)
11月26日、フィリピン政府は新型コロナウイルス禍に直撃された経済の復興策の一環として、12月1日から試験的に一部諸国から観光客を受け入れると表明した。ボラカイ島で2018年4月撮影(2021年 ロイター/Erik De Castro)

[マニラ 26日 ロイター] - フィリピン政府は26日、新型コロナウイルス禍に直撃された経済の復興策の一環として、12月1日から試験的に一部諸国から観光客を受け入れると表明した。

ノグラレス大統領報道官代理は定例記者会見で、新型コロナの感染低リスク国に指定した国からの入国を認めると説明。期間は15日まででワクチン接種完了が条件となる。「一歩ずつ進めている」と述べ、試験運用期間の延長もあり得ると付け加えた。

フィリピンは感染流行が始まった昨年初めに外国人観光客受け入れを停止。昨年同国を訪れた日本、韓国、中国からの観光客は83%減少して140万人にとどまった。

東南アジアでは、タイ、ベトナム、カンボジア、マレーシア、シンガポール、インドネシアが外国人観光客受け入れを始めている。

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