トンガ沖で海底火山噴火、日本など広範囲に津波
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気象庁は16日午前0時15分、奄美群島、トカラ列島に津波警報を発出した。最大で3メートルの津波が予想されるとしている。15日午後にトンガ沖で起きた海底火山の噴火の影響で、北海道、東北、関東、東海、近畿、四国、九州など太平洋沿岸の広範囲に津波注意報が出ている。写真は15日のトンガ沖の海底火山噴火。(2022年 ロイター/提供写真)
[東京 16日 ロイター] - 南太平洋の島国トンガ沖で日本時間15日午後1時10分ごろ、海底火山が大規模な噴火を起こした。首都ヌクアロファをはじめ、日本や米国にも津波が到達した。
噴火したのは、ヌクアロファの北約65キロにある海底火山「フンガトンガ・フンガハーパイ」。オーストラリア気象当局によると、噴火により高さ1.2メートルの津波が発生した。
日本の気象庁は16日未明、奄美群島、トカラ列島、岩手県に津波警報を発出。北海道から沖縄県にかけて広い範囲に津波注意報を出した。
ヌクアロファでは高さ83センチの津波が観測された。
フィジーは津波警報を発令し住民に海岸に近づかないよう呼び掛けた。
ニュージーランドは、北島と南島に津波注意報を出し、潮位などの急な変化がみられると予想した。
米国立気象局は、オレゴン州とワシントン州南部に津波が押し寄せると予想した。アラスカとハワイでは高波が観測された。
*動画を追加しました。
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