日仏、インド太平洋地域の安全保障巡る懸念共有 2プラス2

政治・外交

日本とフランスは20日、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)をテレビ会議形式で開催し、会合後に「東シナ海・南シナ海情勢への深刻な懸念を共有した上で、力を背景とした一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致した」との共同声明を発表した。東京で撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)
日本とフランスは20日、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)をテレビ会議形式で開催し、会合後に「東シナ海・南シナ海情勢への深刻な懸念を共有した上で、力を背景とした一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致した」との共同声明を発表した。東京で撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

[東京 20日 ロイター] - 日本とフランスは20日、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)をテレビ会議形式で開催し、会合後に「東シナ海・南シナ海情勢への深刻な懸念を共有した上で、力を背景とした一方的な現状変更の試みに強く反対することで一致した」との共同声明を発表した。

協議には日本から林芳正外相と岸信夫防衛相、フランスからルドリアン外相とパルリ国防相が出席。岸防衛相は協議の冒頭、日仏がインド太平洋地域で直面している安全保障を巡る状況は不安定で、「一段と厳しくなっている」と述べた。

共同声明によると「台湾海峡の平和と安定が重要であることを確認するとともに、両岸問題の平和的解決を促すことで一致した」という。

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