日経平均が下げ拡大、米株先物が軟調 イベント前「怖くて買えず」

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26日午前の東京株式市場で、日経平均が徐々に下げ幅を拡大している。写真は東京証券取引所。1月4日撮影(2022年 時事通信)
26日午前の東京株式市場で、日経平均が徐々に下げ幅を拡大している。写真は東京証券取引所。1月4日撮影(2022年 時事通信)

[東京 26日 ロイター] - 26日午前の東京株式市場で、日経平均が徐々に下げ幅を拡大している。安く寄り付いた後、いったんプラスに転じる場面があったが、上昇の勢いは続かなかった。

朝方には米株先物が持ち直して投資家心理の支えとなったが、足元でやや軟調に推移しており、相場の重しとなっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米連邦準備理事会(FRB)議長会見に市場が注目する中「イベント前で不安定な状況が続いており、怖くて買えない」(国内証券)との声も聞かれる。

朝方にしっかり推移していたトヨタ自動車はマイナス転換。ソニーグループも上げ幅を削った。半導体関連はマイナスが目立つが、好決算を発表したディスコはしっかり。

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