ソニーのAIがトップドライバー破る、「グランツーリスモ」で
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2月9日、ソニーグループは自動車レースゲーム「グランツーリスモ(GT)」向けに人工知能(AI)によるドライバーを開発し、世界トップレベルのゲーマーに勝利したと発表した。写真は東京ゲームショウでGTをプレーする人々、2017年9月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[9日 ロイター] - ソニーグループは9日、自動車レースゲーム「グランツーリスモ(GT)」向けに人工知能(AI)によるドライバーを開発し、世界トップレベルのゲーマーに勝利したと発表した。
AIドライバーは「GTソフィー」と名付けられ、基礎的なAIの研究開発や超現実的な実世界のレーシングシミュレーターなど、グループのさまざまな部門から専門知識を結集して開発された。
昨年7月に世界最高峰のゲームドライバー4人と初めて対戦し、その結果から学習。10月に再び対戦し、勝利したという。
ソニーは今回の成果を他のプレイステーション向けゲームにも応用したい考えで、ソニーAIのディレクター兼プロジェクトリーダー、ピーター・ウーマン氏は「AIにさまざまな課題を与えるゲームは数多くあり、そうした問題に取り組むことを楽しみにしている」と述べた。
ソニーの競合企業で、このほどゲームソフト開発のアクティビジョンを690億ドルで買収すると発表した米マイクロソフトも、AIの向上にゲームを活用している。
*カテゴリーを変更した上で写真を差し替えて再送します
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