国際決済銀行、アジアのグリーンボンドファンド立ち上げ

経済・ビジネス

2月25日、国際決済銀行(BIS)は、アジアのグリーンボンドに投資する新ファンドを立ち上げた。写真はスイス・バーゼルのBIS本部。2021年3月撮影(2022年 ロイター/Arnd Wiegmann)
2月25日、国際決済銀行(BIS)は、アジアのグリーンボンドに投資する新ファンドを立ち上げた。写真はスイス・バーゼルのBIS本部。2021年3月撮影(2022年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[東京 25日 ロイター] - 国際決済銀行(BIS)は25日、アジアのグリーンボンドに投資する新ファンドを立ち上げた。気候変動リスクに対処するプロジェクトの資金調達を支援する。

新ファンドの名称は「アジアン・グリーンボンド・ファンド」。各国の中央銀行が投資できる。アジアの政府、国際金融機関、国際環境基準を満たした企業が発行したドル建てグリーンボンドに投資する。

アジア太平洋地域の再生可能発電プロジェクトやエネルギー効率化プロジェクトなどの資金調達を支援する。

当初はドル建てグリーンボンドを投資対象とするが、1回目と2回目の年次レビューで、投資対象をトランジションボンドや自国通貨建てグリーンボンドに拡大するかを検討する。

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