SWIFTからのロシア排除に日本も参加、プーチン氏ら資産凍結 首相表明
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2月27日、 岸田文雄首相(写真)は、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除する制裁に日本も加わると表明した。首相官邸で25日代表撮影(2022年 ロイター)
[東京 27日 ロイター] - 岸田文雄首相は27日夜、ウクライナに軍事侵攻するロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除する制裁に加わると表明した。欧米と足並みをそろえ、プーチン大統領らロシア政府関係者の資産も凍結する。
岸田首相は官邸で記者団に「暴挙には高い代償を伴うことを示していく」とした上で、「国際社会はロシアとの関係をこれまで通りにしていくことはもはやできない。G7(主要7カ国)各国、国際社会とともにさらに強い制裁措置を取っていく」と語った。
岸田首相によると、欧米諸国は日本に対し、ロシアを国際金融システムや世界経済から隔離する声明に参加するよう要請。日本も参加することを決め、G7諸国から歓迎の意が示されたという。
岸田首相はウクライナに1億ドルの緊急人道支援を実施することも明らかにした。すでに決めている借款による1億ドルの支援に上乗せする。
岸田首相はこの日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談する予定だったが延期された。
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