シャープ、堺ディスプレイプロダクト完全子会社化で合意 新株発行へ
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3月4日、 シャープは大型パネルを生産している堺ディスプレイプロダクト(SDP、大阪府堺市)について、株式交換により同社株主のWorld Praise Limitedから株式を取得することで合意したと発表した。写真は、同社のロゴ。2017年10月2日に千葉市内で撮影。(2021年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 4日 ロイター] - シャープは4日、大型パネルを生産している堺ディスプレイプロダクト(SDP、大阪府堺市)について、株式交換により同社株主のWorld Praise Limitedから株式を取得することで合意したと発表した。契約締結日などは確定していない。シャープは株式交換にあたり、約3845万株の新株発行などで対応する予定。
シャープは2月18日、20%を保有するSDPの株式の追加取得について協議を開始したと発表。かつて持ち分の売却を計画した時期もあったが、戴正呉会長兼最高経営責任者(CEO)は昨今の国際情勢や大型パネル市場の動向などを踏まえて完全子会社化を判断したとしていた。
株式交換により発生するのれんの金額は現時点では未定で、シャープの連結業績に与える影響は精査中という。
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