カカオ創業者が取締役退任、「ピッコマ」ベースに世界展開に専念

韓国の主要対話アプリを運営するカカオは14日、創業者で富豪の金範洙(キム・ボムス、ブライアン・キム)氏が関連会社事業のグローバル展開に専念するため取締役を退任したと発表した。資料写真、2018年3月(2022年 ロイター/Thomas White)
韓国の主要対話アプリを運営するカカオは14日、創業者で富豪の金範洙(キム・ボムス、ブライアン・キム)氏が関連会社事業のグローバル展開に専念するため取締役を退任したと発表した。資料写真、2018年3月(2022年 ロイター/Thomas White)

[ソウル 14日 ロイター] - 韓国の主要対話アプリを運営するカカオは14日、創業者で富豪の金範洙(キム・ボムス、ブライアン・キム)氏が関連会社事業のグローバル展開に専念するため取締役を退任したと発表した。

金氏はカカオが支援する日本有数の漫画アプリ「ピッコマ」をベースに、さらなるビジネスチャンスを求めるほか、カカオの事業拡大に集中する。

カカオの関連会社は昨年、グローバル展開のために米国のストーリーテリングアプリ2社を9億5000万ドルで買収。これに先立っては、国内と海外市場でオンラインベースのウェブ漫画(ウェブトゥーン)で成功、ピッコマはゲーム以外で日本で最も売上高の大きいモバイルアプリの1つとなった。

カカオの株価は14日の取引時間中に一時3.4%上昇した。

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