財政を統合政府で考えるのは適切でない=鈴木財務相
Newsfrom Japan
政治・外交 経済・ビジネス- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский

3月16日、鈴木俊一財務相(写真)は参院財政金融委員会で、政府と日銀のバランスシートを一体として認識する統合政府バランスシートの考え方について適切でないと述べた。渡辺喜美委員(みんな)への答弁。 1月4日撮影。(2022年 ロイター/Issei Kato)
[東京 16日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は16日の参院財政金融委員会で、政府と日銀のバランスシートを一体として認識する統合政府バランスシートの考え方について適切でないと述べた。渡辺喜美委員(みんな)への答弁。
渡辺氏は政府の子会社である日銀を政府の一部とみなす統合バランスシートの観点から財政は危機的状況とはいえないとの持論を展開し鈴木財務相の見解を質した。
鈴木財務相は「日銀は政府から独立して金融政策を行っているにもかかわらず、日銀が永久に国債を保有し、結果的に財政ファイナンスを行うと誤解される恐れがあるため、財政を統合政府で考えるのは適切でない」と回答した。
(c) Copyright Thomson Reuters 2022. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html