香港キャセイ航空、ロシア上空避けて運航

香港のキャセイ・パシフィック航空は17日、現在ロシア上空を飛行していないと明らかにした。写真は本社、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Lam Yik)
香港のキャセイ・パシフィック航空は17日、現在ロシア上空を飛行していないと明らかにした。写真は本社、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Lam Yik)

[17日 ロイター] - 香港のキャセイ・パシフィック航空は17日、現在ロシア上空を飛行していないと明らかにした。ロシアのウクライナ軍事侵攻開始後、アジアの航空会社の間では、時間が余計にかかるものの欧州便などがロシア上空を迂回する措置が取られている。

キャセイはロイターに向けた声明で「外部から提供された情報も参考に飛行ルートを定期的に見直している。現在、ロシア領空を飛んでいない」と述べた。

日本航空、全日本空輸(ANA)、シンガポール航空などがロシア上空を飛ばないルートに変更している。

航空機の運航上のリスク情報を提供する組織OPSGROUPは16日、禁止されている、あるいは緊急着陸した場合のリスクが高いとの理由で、大半の航空会社がロシア領空を避けて飛んでいると指摘した。

(c) Copyright Thomson Reuters 2022. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース ロシア