北朝鮮ミサイルは新型ICBMと推定 日本のEEZ内に落下=鬼木防衛副大臣
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3月24日、鬼木誠防衛副大臣は、北朝鮮が同日午後に発射したミサイルについて、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性があるとの分析結果を明らかにした。写真は、北朝鮮のギジョンドン村に掲げられた北朝鮮国旗。2018年4月、韓国側から撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[東京 24日 ロイター] - 鬼木誠防衛副大臣は24日、北朝鮮が同日午後に発射したミサイルが、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性があるとの分析結果を明らかにした。最高高度は6000キロを超え、距離1100キロを約71分間飛行したとしている。
ミサイルは北海道の渡島半島の西方150キロメートル、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定されるとし、現在までに航空機、船舶の被害は確認されていないとした。
鬼木副大臣は「我が国の安全保障に対する深刻な脅威」とした上で、「強く非難する」と語った。国際社会がロシアによるウクライナ侵略に対応している中、国際社会への挑発をエスカレートさせる行為であり、「断じて容認できない」とも述べた。北朝鮮に対して大使館ルートを通じて抗議したという。
副大臣は、今後、米国などと緊密に連携し、情報収集、分析、警戒監視に全力をあげると説明。「こうした状況を踏まえ、敵基地攻撃能力の保有を含め、あらゆる選択肢を検討し、防衛力の抜本的な強化に取り組む」と述べた。
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