【動画】感染急増も「オーバーシュートではない」  政府の専門家会議

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府の専門家会議が1日、開かれた後に記者会見し、「我が国ではいわゆる諸外国でみられているような爆発的患者急増、オーバーシュートは見られていないが、都市部を中心にクラスター感染が次々と報告され、しかも感染者数が急増している」との認識を示した。

副座長の尾身茂氏(地域医療機能推進機構・理事長)が語った。

尾身氏は、全陽性者のうち、海外から帰国して感染した人の割合が、3月上旬までは数パーセントだったものの、「3月11日前後からかなり急激に増加。22、23日にはその割合が4割近くを占めるになっている」とも指摘した。

会見で、尾身氏は地域ごとの感染拡大状況などに応じて(1)感染拡大警戒地域(2)感染確認地域(3)感染未確認地域――の3つに分類すると発表した。

(1)については、「直近1週間前の新規感染者数、リンクのない(感染経路が分からない)感染者数が1週間前に比べて大幅な増加が認められている。もちろんオーバーシュートには至っていない地域。また、直近1週間の帰国者・接触者外来の受診者の数が1週間前と比べて一定以上の増加基調が認められている。医療供給体制のキャパシティの観点から、近い将来切迫性が高い状況、あるいはその恐れが高まっている状況であればこのカテゴリーに入る」と述べた。

これらの地域の自治体長は市民啓発をし、▽期間を明確にした外出の自粛要請、▽10人以上が集まる集会、イベントをの自粛、▽家族以外での多人数の外食自粛――などの対策が取ることが重要だと訴えた。学校休校についても、「感染拡大警戒地域では、地域内の学校の一斉臨時休業も選択肢として検討してもいいのではないか」と提言した。

(2)の感染確認地域は、直近1週間の新規感染者数が一定程度の増加幅に収まっており、帰国者・接触者外来の受診者数があまり増加していない状況の地域を指すという。尾身氏は「こういう所では当然のことから『3密』は回避してもらいたいが、具体的には、屋内で50人以上が集まる集会・イベントは避けてもらいたい」と述べた。

(3)の感染未確認地域に関しては、「屋外のスポーツやスポーツ観戦、イベントは適切な感染症対策を講じて、感染拡大のリスクの低い活動は注意しながら実施していただければと思う」と述べた。

(「THE PAGE」4月1日掲載。元記事はこちら

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