帰国願いめぐみさん写真展=米朝会談前に-東京・新宿

社会

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=拉致当時(13)=の写真展が東京・新宿駅で始まり、母親の早紀江さん(82)が8日、観覧に訪れた。早紀江さんは「悲しみの中で見る写真は言葉で表せられないほどつらい」と述べ、一刻も早い帰国を求めた。

写真展は6月初旬までに予定される米朝首脳会談を前に被害者救出の機運を高めようと急きょ開催。主に父親の滋さん(85)が撮影した2~13歳のめぐみさんの写真など15点を展示。滋さんは現在、体調を崩し入院している。

北朝鮮をめぐる動きが活発化する中、早紀江さんは「無事に外交が進むのか」と懸念を示した上で、「何とか被害者が無事に帰国を果たせるように」と祈るように話した。

訪れた新宿区の永岡隆三さん(74)は「自分にも娘がいて人ごとじゃない。胸が詰まる思いだ。国を挙げ、一日でも早く帰してもらえるようにしてほしい」と語った。

写真展は横田さん夫妻が住むマンションの住民らでつくる支援団体が主催。東京メトロ丸ノ内線新宿駅の地下通路で13日まで開かれる。

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの写真展を訪れた母親の早紀江さん=8日午後、東京都新宿区

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