東京医大理事長が便宜依頼=不正合格、学長も関与-文科省前局長汚職

社会

文部科学省の私立大支援事業の選定をめぐる汚職事件で、東京医科大(東京都新宿区)トップの臼井正彦理事長(77)が同省前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)=受託収賄容疑で逮捕=に対し、選定で便宜を図るよう依頼した疑いのあることが5日、関係者への取材で分かった。

臼井理事長の他に鈴木衛学長(69)も加わり、同大を受験した佐野容疑者の息子を不正に合格させるよう学内で指示したとみられる。東京地検特捜部は、中央省庁幹部と大学トップの癒着の構図について全容解明を進める。

関係者によると、佐野容疑者と臼井理事長は、東京都内の医療コンサルタント会社役員だった谷口浩司容疑者(47)=受託収賄ほう助容疑で逮捕=を介して知り合った。在宅での捜査が続いている臼井理事長と鈴木学長は事件への関与を認めているという。

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