麺類輸出、3年連続過去最高=「無形文化遺産」追い風

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うどんやそばといった日本人になじみ深い麺類の輸出が好調だ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2013年に和食を無形文化遺産に登録したことを追い風に、こうした麺類の輸出は15年以降、昨年まで3年連続で数量・金額ともに過去最高を更新している。

東京税関によると、17年に乾麺や生麺として輸出されたうどん、そうめん、そばの合計額は42億円。文化遺産となった13年に比べて45%増と急成長している。

輸出先は米国が首位。香港、中国が続き、米国と香港だけで数量全体のほぼ半数を占める。米国では和食がブームとなっており、日本の麺類は普段の食生活に定着しつつある。

麺食文化のある中国では、そうめんなどが高級贈答品として富裕層を中心に人気となっており、輸出は右肩上がりだ。

乾麺メーカーでつくる全国乾麺協同組合連合会(東京)は、国内では少子化を背景に需要が頭打ちになると予想し「約10年前から国外に目を向けるようになった」として、海外でのPRをスタート。商社とタッグを組み、米国や香港を中心に販路開拓に力を入れている。

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