ボランティア長い列=3連休初日の被災地-死者200人に・西日本豪雨

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西日本を襲った記録的な豪雨で、3連休初日となった14日、被災地ではボランティアの受け付けが始まり、各地から訪れた若者らが長い列をつくった。連休中の最高気温は岡山市が37度などと予想されており、この日も朝から各地で気温が上がった。気象庁は「熱中症に注意を」と呼び掛けている。

一方、豪雨によるこれまでの死者は200人、安否不明者は41人となった。自衛隊などが不明者の捜索・救助活動を続けている。総務省消防庁によると、13日午後8時現在で5946人が避難所に身を寄せている。

広島県内ではこれまでに17市町が社会福祉協議会と連携してボランティアセンターを設置。広島市安芸区のセンターには県内外から駆け付けた会社員や親子連れが並んだ。

愛媛県宇和島市の社会福祉協議会は、14日だけで全国から400人程度の参加を見込んでいる。朝から受付に並んだ市内の高校2年、宮本恵佳さん(16)は「友人から家がぐちゃぐちゃで食べ物も飲み物もないと聞いて参加した。迷惑を掛けないよう自分にできることをやりたい」と話した。参加者は、被害の大きかった吉田町地区で、泥のかき出しや家財道具の運び出しなどに汗を流した。

岡山県倉敷市ではボランティアを市内在住者に限定していたが、14日から拡大し、広い範囲が浸水した真備町地区を中心に活動してもらう。

受付に集まったボランティア=14日午前、愛媛県宇和島市

使えなくなった家財道具の運び出しを手伝うボランティア=14日午前、愛媛県宇和島市

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