民泊向けIoTに力=東京五輪へ「ニーズ大きい」-NTT東社長

経済・ビジネス

NTT東日本の井上福造社長はインタビューに応じ、一般住宅に旅行者を有料で泊める民泊向け事業の拡大に力を入れる方針を明らかにした。IoT(モノのインターネット)技術を使い、鍵の管理や宿泊者の出入り確認など民泊の運営効率化を支援する。2020年の東京五輪・パラリンピック大会をにらみ「ニーズは大きい」と期待を示した。

訪日外国人客に人気が高い民泊の運営では、監視カメラや各種センサーとインターネット回線をつなぎ、遠隔管理によって常駐スタッフを減らすなど、効率化が求められている。井上社長はこうした分野のノウハウを持つ企業と提携しながら、NTTの技術やネットワークを提供し、通信需要を伸ばしたい考えだ。

また、河川の水位の無人観測など、IoT技術の活用分野が急速に拡大している点に注目。インフラの維持・管理を支える高品質の情報ネットワークの需要は高いと分析し、「自分たちの強みが生かせる分野だ」と強調した。

固定電話の契約数の減少に伴い、同社の売上高は低下傾向にある。今後は、新サービスを積極展開し「自分の在任中に増収転換へのめどを付けたい」と話した。

インタビューに答えるNTT東日本の井上福造社長=12日午後、東京都新宿区

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