大飯原発運転容認確定へ=原告団、上告断念-福井

社会

大飯原発3、4号機の運転を容認した名古屋高裁金沢支部判決に対し、原告団は17日、福井市内で記者会見を開き、最高裁に上告しない方針を明らかにした。判決が確定する見通し。

記者会見で原告団の中嶌哲演代表(76)は、高裁金沢支部判決を「心の底から弾劾したい」と批判。一方で、「(上告して)最高裁が原発再稼働を認めた場合、全国の裁判闘争に大きな影響を与える可能性がある。現状では最良の戦術的選択だ」と語った。

大飯原発3、4号機は2014年5月、福井地裁が運転差し止めを命じる判決を出したが、17年5月に原子力規制委員会の審査に合格。今年3月に3号機、5月に4号機が再稼働している。

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