東京五輪に関心あり8割=「会場で見たい」は半数以下-時事世論調査

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2020年開催の東京五輪・パラリンピックについて時事通信社が世論調査を実施したところ、8割が「関心がある」と答えた一方、「競技などを大会会場で見たいと思わない」は半数を超えた。調査は全国の18歳以上の男女1991人を対象に個別面接方式で7月6~9日に実施、回収率は61.8%。

「とても関心がある」「まあ関心がある」は計80.1%で、「あまり関心ない」「全く関心ない」の計19.4%を大きく上回った。しかし、「開会式・閉会式、競技を会場で見たいか」と尋ねると「ぜひ見たい」「できれば見たい」が計45.6%で、「それほど見たいと思わない」「全く見たいと思わない」の計53.4%より少なかった。

見たい理由(複数回答)は「次の日本開催を見る機会はないから」が最多の44.2%。次いで「世界の一流選手のプレーや世界記録達成を生で見たい」43.7%、「会場でしか得られない感動がある」41.9%など。

一方、「見たくない」理由(同)は「テレビなどで見れば十分」が69.7%と大半を占め、他には「会場が遠くて大変」42.2%、「熱中症などが不安」15.7%など。

会場に行って見たいと思える入場料で最も多い回答は「お金を払って見たいと思わない」25.7%。「1万円くらいまで」23.6%、「5000円くらいまで」21.2%、「3000円くらいまで」14.3%と続き、「見たい競技なら金額に上限なし」は0.7%。

開催にかかわる不安要素(複数回答)を聞くと、最多は「開催費が大幅に膨らみ、税金で穴埋めされる」の46.2%。次いで「犯罪やテロの標的にされる」43.8%、「渋滞や混雑で交通機関の利用が不便になる」33.8%などが多かった。

開催目的の一つとされた東日本大震災からの復興を世界に示せるかを尋ねると、「できる」は59.1%、「できない」は30.9%。できない理由(同)は「避難住民もまだ多く、実際に復興が進んだと感じられない」が59.2%で最多。これに「スポーツの大会で震災復興と関係ない」35.3%、「原発事故の風評被害などは五輪で払拭(ふっしょく)できない」33.7%と続いた。

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