通勤、通学への影響長期化=広島、西日本豪雨災害で交通網復旧に遅れ

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西日本を襲った豪雨災害で、広島県内ではJR在来線の運休が続き、一部の道路も寸断されたままだ。復旧に時間がかかる区間も多く、通勤・通学への影響が長期化している。

JR呉線は土石流で線路が埋まった。広(呉市)-広島(広島市)がつながるのは11月中になるため、沿線の駅と広島駅などを結ぶ代替バスを走らせている。線路下の盛り土が流出した山陽線も、全線復旧が11月中にずれ込む。橋が崩落した芸備線は1年以上かかる見込みだ。

広島市と呉市を結ぶ有料の広島呉道路は今も一部が通行止めで、11月の復旧を目指す。

広島市南区にある比治山女子高校3年の加納碧さん(18)は天応駅(呉市)からJR呉線で通っていたが通学が難しくなり、校内の寮に1週間泊まった。2学期以降も運休が続くため、普段の倍の2時間かけて自宅からバスで通うことにしており、「大変だがしょうがない」と話した。

広島市安芸区に住む男性(73)は毎日、広島駅からの電車が運行している海田市駅(海田町)まで、車でめいを迎えに行っている。最寄り駅までは8月中旬にならないと復旧しないため不便な状況が続くが、「我慢しないと」とあきらめ顔だ。

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