日立、ロンドン地下鉄めぐり提訴=車両入札に不服

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【ロンドン時事】日立製作所の英国現地法人、日立ヨーロッパは23日、日立の英鉄道子会社、日立レールヨーロッパがロンドン市交通局による地下鉄車両の入札結果を不服とし、英国の裁判所に訴えを起こしたことを明らかにした。日立と共同で応札したカナダの重工大手ボンバルディアも提訴した。

訴えの詳細は不明。交通局は6月、ドイツの総合電機大手シーメンスへの発注を発表していた。契約額は約15億ポンド(約2190億円)。交通局報道官は「両社が(提訴を)選んだのは残念だ」とコメントした。

発表によると、シーメンスはロンドン・ヒースロー空港と都心などを結ぶ「ピカデリー線」の94編成を製造する。交通局はピカデリーを含む4路線で計約250編成の調達を計画しており、セントラルなど残り3路線でも同社が受注する可能性がある。

ロンドンでは1863年に世界初の地下鉄が開通。現在は一部で車両の老朽化が著しく、交通局は新型車両の導入による快適なサービスの提供を急いでいる。(了)

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