世界遺産・宮島にも打撃=観光への影響、拡大懸念-西日本豪雨

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西日本豪雨でJRの在来線が寸断された広島県。世界遺産の厳島神社がある宮島(廿日市市)など、大きな被害が無かった地域でも宿泊施設のキャンセルが相次ぐ。同市によると、今月1~22日にフェリーで宮島に渡った人は前年同期の3割近く減った。さらに宮島観光協会は、来場者の輸送手段の確保が難しいとして、約30万人が訪れる花火大会の中止を決定。関係者は影響の拡大を懸念している。

観光協会によると、花火大会の日にはJRが臨時列車を運行。今年も8月25日に開催し、豪雨災害の犠牲者を追悼する花火を打ち上げる予定だった。だが、災害の影響で他県から車両を持って来られず、当日夜に広島市方面に戻る臨時列車を確保できないという。

これまで台風での延期はあるが、中止は初。担当者は「来場者の安全第一なので、やむを得ない」と肩を落とす。

世界遺産・厳島神社がある宮島の沖で開催された「宮島水中花火大会」=2016年8月、広島県廿日市市

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