日大第三者委、田中理事長に「説明責任」認定=内田、井上氏は懲戒解雇-アメフット

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アメリカンフットボールの悪質タックル問題を調査、検証するため日大が設けた第三者委員会が30日、最終報告書を公表した。東京都内で記者会見した弁護士の勝丸充啓委員長は、大学トップの立場にある田中英寿理事長の一連の問題への対応に触れ、「反省と謝罪を含めた自らの説明責任を果たすべきだ」と述べた。

また最終報告を受けた日大は、内田正人前監督と井上奨元コーチの懲戒解雇を同日の臨時理事会で決定。田中理事長、大塚吉兵衛学長、副学長や常務理事らは報酬の一部を返上する。

5月の試合で日大選手が関学大選手を負傷させた問題で、第三者委は6月末の中間報告で監督とコーチの指示があったと認定。最終報告では、内田氏が保健体育審議会事務局長を兼任していたため大学のガバナンス(統治)が形骸化し、田中理事長も「機能不全を放置していた」などと指摘した。さらに運動部の運営のため、組織改編の必要を訴えた。

日大アメフット部は17日に指導体制の改善案などをまとめた報告書を関東学連に提出。学連はこれを基に31日の臨時理事会で、日大に科している2018年度の公式戦出場資格停止について解除の可否を判断する。

悪質タックル問題について最終報告をする日大アメフット部第三者委員会の勝丸充啓委員長(中央)=30日午後、東京都港区

田中英寿日大理事長

内田正人日大アメフット部前監督

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