不正融資、営業役員が主導=企業統治、機能せず-スルガ銀

経済・ビジネス

スルガ銀行(静岡県沼津市)のシェアハウス投資関連の不正融資で、専務執行役員(当時)が審査書類の改ざんを主導していたことが7日、分かった。関係者によると、営業担当の専務執行役員が審査部門をどう喝するなどして、改ざんした書類で融資審査を通していた。5月に公表した内部調査では、組織ぐるみの不正を否定したが、役員の積極的な関与が確認された形だ。

金融庁は、ガバナンスが著しい機能不全に陥っていたとして、スルガ銀に厳しい行政処分を出す方針だ。弁護士らで構成するスルガ銀の第三者委員会は今月末までに報告書をまとめる。第三者委は、岡野光喜会長らは営業現場の状況を把握せず、不正の横行を防げなかったとみている。

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