国交省、ヤマト子会社に立ち入り=引っ越し代過大請求

経済・ビジネス 政治・外交

国土交通省は9日、引っ越し代金の過大請求が発覚したヤマトホールディングス(HD)子会社のヤマトホームコンビニエンス(東京都中央区)に貨物自動車運送事業法に基づく立ち入り検査を実施した。同子会社のほぼ全ての事業所で過大請求が行われていたことが明らかになっており、同省は行政処分も視野に全容解明を目指す。

9日午後2時すぎ、国交省の職員6人がヤマトホームコンビニエンスの本社に入った。10日には千葉県船橋市の支店にも立ち入り検査を実施する。国交省は、関係者への聞き取り調査などを行う一方、社内調査の結果と再発防止策を月内に報告するよう求めている。

過大請求は、2016年5月から2年2カ月間の法人向け引っ越し業務のうち、4割近い約4万8000件で行われていた。過大請求の総額は約17億円に上り、5年前までさかのぼると30億円を超えるとみられている。

立ち入り検査のためヤマトホームコンビニエンス本社が入るビルに向かう国土交通省の職員=9日午後、東京都中央区

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース その他企業(事業継続BCP・リスク管理) 運輸政策