「信念の生きざま、語り継がれる」=告別式で翁長知事に別れ-沖縄

政治・外交

8日死去した沖縄県の翁長雄志知事の葬儀・告別式が13日午後、那覇市の大典寺で営まれ、政界関係者や県民ら約4500人が参列し、故人をしのんだ。

稲嶺恵一元知事は弔辞で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に取り組んだことを念頭に、「健康より信念を優先して去っていった生きざまは、永久に語り継がれる。命を賭けて取り組んだ行動は、日本国全体に大きなインパクトを与えた」と称賛。「あなたが大事にしてきた平和を希求する『沖縄のこころ』は次世代にもしっかり引き継がれていく」と語った。

沖縄県議会の新里米吉議長は記者団に対し、「志半ばで帰らぬ人となった翁長さんの思いを残された県民がしっかり実現していくことが弔いになる」と述べた。翁長氏と対立する自民党県連の国場幸之助会長は「沖縄の課題は国民全体で考えなければいけないテーマだと、命を削って体現した」と評価した。

祭壇には、緑のかりゆし姿で満面の笑みを浮かべた遺影が飾られた。葬儀・告別式には、鳩山由紀夫元首相や2014年の知事選で翁長氏と戦った仲井真弘多前知事も参列した。

大勢の参列者が詰め掛けた翁長雄志沖縄県知事の告別式=13日午後、那覇市・大典寺(代表撮影)

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