沖縄知事選、佐喜真氏が出馬表明=移設反対派も擁立作業に着手

政治・外交

沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長は14日午後、市役所で記者団に対し、翁長雄志知事の急逝に伴う沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)に立候補する意向を正式に表明した。移設反対派も翁長氏の後継候補擁立に向けた調整に着手。人選を急ぐとみられ、双方の動きが活発化してきた。

佐喜真氏は出馬表明に先立ち、市議会議長に辞職願を提出した。17日の臨時市議会で同意が得られる見通しだ。

この後、記者団に対し、米軍普天間飛行場(同市)の名護市辺野古移設をめぐる県と国の対立を念頭に「対立から協調へ未来志向で沖縄のあるべき姿を見据えなければならない」と強調。ただ、移設の是非については「後日しっかりお答えしたい」と述べ、明言を避けた。

佐喜真氏は宜野湾市議、県議を経て2012年2月に宜野湾市長に就任し、現在2期目。自民党県連が先に県知事選候補として擁立する方針を決め、応じる意向を示していた。

一方、翁長氏を支援してきた県政与党の社民、共産両党などの政党や地元企業関係者らは14日午後、那覇市内で会合を開き、今後の対応を協議。「翁長氏の遺志を受け継ぐ者」の擁立を目指し、選考を早急に進めることを確認した。社民党の照屋大河県議は記者団に「命を賭して闘った人の火を消してはいけない」と記者団に語った。

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