内田前日大監督を聴取=井上元コーチも、指示否定-アメフット悪質タックル・警視庁

スポーツ 社会

アメリカンフットボールの悪質タックル問題で、警視庁調布署が日本大の内田正人前監督(63)と井上奨元コーチ(29)から任意で事情聴取していたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。傷害罪の共謀共同正犯や教唆犯に当たる疑いがあるとみて調べているが、いずれも指示を否定したという。

捜査関係者によると、聴取は17日までに東京都内で行われた。これまで日大の複数の選手や大学関係者から聞き取りをしてきたが、内田前監督らから話を聴くのは初めて。前監督は加害選手への直接の指示だけでなく、井上元コーチへの指示も否定したという。同署は悪質なタックルが行われた試合の映像解析なども進めており、2人の関与を慎重に調べている。

問題のタックルは、5月6日に調布市で行われた日大と関西学院大の定期戦で発生。関学大の選手がボールを投げ終わった無防備な状態で背後から日大選手のタックルを受け、腰や膝を負傷した。被害届を受けて調布署が傷害容疑で捜査を始めたが、内田前監督らは記者会見で指示を全面的に否定。捜査関係者によると、同署の聴取に対しても一貫して否認しているという。

日大の第三者委員会は7月末、前監督らの指示があったとする最終報告を公表。日大は2人を懲戒解雇した。

内田正人日本大アメリカンフットボール部前監督

井上奨日本大アメリカンフットボール部元コーチ

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース スポーツ アメリカンフットボール 事件・犯罪