警報で最終訓練中断=もんじゅ、開始初日に-原子力機構

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日本原子力研究開発機構は19日、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の核燃料取り出しに向け、燃料に見立てた制御棒を「炉外燃料貯蔵槽」から抜き出す最終訓練を始めたが、約4時間半後に警報が鳴り、作業を中断した。機構が詳しい原因を調べている。

訓練では冷却材のナトリウムで満たされた貯蔵槽から制御棒を取り出し、付着したナトリウムを洗浄したり、缶に詰めたりして水のプールまで運ぶ流れを確認する。

機構によると、訓練は19日午前9時ごろ開始。午後1時35分ごろ洗浄済み制御棒を収める缶をセットしようとしたところ警報が鳴った。環境への影響はないとしている。

訓練で作業の安全性が確認できれば8月中にも燃料の取り出しに着手する予定だが、再開の見通しは立っていないという。

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