低速電動バスの普及促進=購入費補助、20億円要求へ-環境省

政治・外交

環境省は22日、2019年度予算の概算要求に「グリーンスローモビリティ」と呼ばれる低速電動バスの普及促進のため約20億円を盛り込む方針を固めた。購入費を補助し高齢化が進む地域で住民の足代わりにしてもらうほか、観光客の移動手段としての活用を期待している。

低速電動バスは、時速20キロ未満で公道を走る4人乗り以上の電気自動車。5人前後が乗れるカート型や、十数人が乗れる小型バス型などがある。いずれも小回りが利き狭い道を通行できるほか、スピードの出るマイクロバスより運転しやすく、高齢ドライバーでも比較的操作がしやすい。

また、家庭用電源があれば充電できるので、ガソリンスタンドが撤退した地域でも運行できる。このため環境省と国土交通省は、運転手不足と高齢化に悩む過疎地域などで、撤退が進む鉄道やバスなどの公共交通機関に代わる交通手段として普及させたい考えだ。19年度は環境省が創設する補助金で100台程度の導入を予定している。

補助対象は、車両購入費用の3分の2。ガソリン自動車からの転換など、二酸化炭素(CO2)の排出削減につながることが条件になる。

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