即席麺容器に生分解プラ使用へ=化学プラ全廃目指す-日清食品HD

経済・ビジネス

日清食品ホールディングス(HD)の安藤宏基社長は24日、東京都内で記者団に対し、即席麺の容器材質などを、地中で環境に無害な物質に分解される「生分解性プラスチック」に切り替えていく方針を示した。堆肥化も可能な生分解性プラは高価だが、安藤社長は「コストが下がり次第実行に移したい」と述べ、将来的な化学プラ廃棄物の全廃を目指す。

日清は環境保護対策を強化するため、2008年、主力即席麺「カップヌードル」の紙容器化に着手。並行して容器材質の見直しや、冷凍食品の簡易包装などに取り組み、「日清ラ王」「日清デカブト」「日清焼そば」の3商品だけで化学プラ使用量を少なくとも年約18トン減らした。

安藤社長は素材メーカーのコスト削減努力を見守りながら、数年後から生分解性プラの使用比率を「段階的に引き上げていく」と語った。

日清食品が生分解性プラスチックへの切り替えを目指す即席麺の容器・包装

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