陸上イージス配備、秋田・山口以外も検討=防衛省

政治・外交

防衛省の深沢雅貴官房審議官は27日、秋田県庁で佐竹敬久知事と会談し、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入に関し、「秋田、山口県内とその周辺も検討する」と述べ、両県の隣接県も候補地として検討する意向を伝えた。佐竹知事の軟化を促す狙いがあるとみられる。

同省は9月12日に、新屋(秋田市)、むつみ(山口県萩市)両陸上自衛隊演習場の地質・測量調査に関する入札公告を予定している。深沢氏は調査で配備に適さないとの結論が出た場合に備え、自衛隊の所管外の国有地を含めて検討すると説明。2019年度の概算要求では設計や人材育成に関する予算計上にとどめ、敷地造成などの工事は行わないことも伝え、理解を求めた。

これに対し、佐竹知事は地元住民から理解が得られなければ配備を諦めるよう要請。「物理的に事を強行することがあれば反対運動になる」と述べ、慎重な対応を求めた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 安保・防衛(政治面) 東北 中国