安藤ハザマを家宅捜索=5人死亡ビル火災-警視庁

社会

東京都多摩市のビル建設現場で7月、男性作業員5人が死亡した火災で、警視庁捜査1課は28日、業務上過失致死容疑で、施工を請け負ったゼネコン準大手「安藤ハザマ」の本社(港区)などを家宅捜索した。

同課によると、同社は十分な安全措置を講じず、5人を死亡させた疑いが持たれている。

火災は7月26日午後に発生した。ガスバーナーを使って鉄骨を切断中に火花が散り、ウレタン製断熱材に引火したことが、火災の原因とみられている。地下3階で切断作業に当たっていた作業員が消火活動をしたが火の回りが早く、煙がビル全体に充満。逃げ遅れた5人が一酸化炭素中毒などで死亡した。

同課は、燃えやすいウレタンのそばでバーナーなどを使う際の防火措置や作業手順に不備があった可能性があるとみて、家宅捜索に踏み切った。同社本社がある港区のビルには午前10時ごろ、捜査1課の腕章を着けた捜査員数十人が到着。隊列を組み、次々と中に入って行った。

東京都多摩市のビル建設現場火災で、施工を請け負った安藤ハザマ本社に家宅捜索に入る警視庁の捜査員ら=28日午前、東京都港区

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