102兆円台後半、過去最高=社会保障・防災で拡大-19年度概算要求

政治・外交

財務省は31日、各省庁からの2019年度予算概算要求を締め切った。一般会計の総額はこれまで最高だった16年度の102兆4000億円を上回る102兆円台後半となる見通しだ。高齢化に伴う社会保障費の増加や相次ぐ災害への対応などで、与党や各省庁の歳出増圧力が拡大。今後の予算編成で財政規律を維持できるのか、相次ぐ不祥事で信認が低下した財務省の真価が問われる。

要求総額が100兆円を上回るのは5年連続。財務省は各省の要求を集計し、近く結果を発表する。18年度は財務省の査定で要求額から約3兆円減らし、当初予算は97兆7128億円に絞り込んだ。19年度は、同年10月に予定する消費税率10%への引き上げに向けた景気対策が概算要求とは別枠で加わるため、当初予算は初めて100兆円を突破する可能性が指摘されている。

2019年度予算の農林水産省概算要求額を読み合わせる財務省職員(左側)と農水省職員=31日午後、財務省

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